2017年8月9日水曜日

お行儀

最近思うのはスズキの現社長、鈴木修氏が言った言葉。
行儀の悪いビジネスはいかんということ。
これは、スズキディーラーが新車を売るのではなく、わざわざ新古車を作って売ったり、期末に大量に登録して、新古車として流通させることが横行していたので、そういった商習慣を改めようということ。

行儀の悪いビジネスとは、売上の先食いをしないと成り立たないビジネスなんて、今の売上を上げるために適正利益を削ってるんだからいずれ滅びます。

ローンの世界では自転車操業という言葉がありますが、ビジネスの世界でも当てはまると思います。

考えて見ると、アップロードはいままでそういったことをした事がありません。
僕を含め、少し売上を先延ばしにするきらいがあるくらい、先方が欲しいというまで無理に売ったりしません。
年度ごとにここはリプレースしたほうがいいよなってとこに、提案をもっていくのが主体となってます。
こっちの都合で利益を減らしてまで売ることは、大局的にみて繋がる設計図や作戦があるのならわかりますが、そうでない場合、自分たちの最終目標には繋がらないからです。

毎年、経営計画書を作成していますが、その最終目標を達成し、維持できるかが必要なビジネスプランであり、力を入れなくてはならない部分ではないでしょうか?

鈴木修氏が一旦、会長になってたのに社長に戻ったのは、そういった大局的に物をみて経営できる人がいなかったからなんでしょうが、僕もそういった大局的に物を見て英断できる次世代に続くビジネスモデルを考えられる人が出てきてくれればいいのですが。

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